自作PCに必要なパーツ
- CPU
- メモリー
- ストレージ
- マザーボード
- 電源
- OS
自作PCは、上記のパーツでWindowsは起動します。
①CPU
CPUとは、Central Processing Unitの略です。人間でいうところの脳みそになります。性能のいいCPUの方が、いろいろな処理が早くなりますが、値段も高くなります。GHzの数値が大きな方が性能がいいです。
IntelのCPUは、Core i7>Core i5>Core i3>Pentium>Celeronという順番で性能が並んでいます。
②メモリー
メモリーとは、よく机にたとえられます。メモリが大きい(机が広い)方が、いろいろなものを広げられます。10年ぐらい前は、512MBとかで動いていましたが、現在は8GBぐらいが主流となってきています。マザーボードによって取り付けられるメモリの形式が変わってきますので、マザーボードに合ったメモリーを購入してください。最近はDDR4という形式が多いです。
③ストレージ
ストレージとは、データが保管・保存される場所になります。OSをインストールしたり、いろいろなソフトウェアやファイルを保管しておく場所になります。以前は、HDDの製品がほとんどでしたが、最近ではSSD(solid state drive)の製品も増えてきました。HDDのように円盤が回っているものではありません。
HDDは、中で円盤が回っており読み取る部分(針のようなもの)が、動きますのでその分タイムラグができます。データがあっちこっちにある場合は、特に時間がかかります。SSDは、HDDに比べて衝撃に強く電力の消費量も少なくなっています。SSDのメリットはとにかく転送速度が速いです。OSやいろいろなソフトの起動の時間は、一度SSDを体験したらHDDにはもう戻ることができません。最近では、マザーボードとの接続方法がSATAからM.2に変わってきており、データの転送速度も速くなってきております。
④マザーボード
母なる板です。基盤になります。いろいろなパーツを取り付けて、パーツの橋渡しをするものになります。マザーボードによっては、取り付けられるもの取り付けられないものがあります。自作PCはCPUを決めてからマザーボードを選ぶのがいいかもしれません。上記のCPUはLGA1151というのがCPUのソケットになりますので、LGA1151に対応したマザーボードを購入することになります。LGA1155やLGA1150などのソケットのマザーボードには、上記のCPUは取り付けできません。
IntelのCPU用のマザーボードは、現在最新のものはZ270シリーズとH270シリーズになり、Zがついているマザーボードはオーバークロック対応のマザーボードになります。
⑤電源
コンセントから出力されている交流電源を直流電源に変換するパーツになります。自作PCに組み込んだパーツによって出力を変える必要があります。グラフィックボードなどを搭載を考えている方は、600W以上のものを選んだ方がいいかもしれません。詳しくは、グラボの消費電力を調べてください。
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負荷率 | 80PLUS | 80PLUS BRONZE | 80PLUS SILVER | 80PLUS GOLD | 80PLUS PLATINUM |
---|---|---|---|---|---|
負荷20%のとき | 80% | 82% | 85% | 87% | 90% |
負荷50%のとき | 80% | 85% | 88% | 90% | 92% |
負荷100%のとき | 80% | 82% | 85% | 87% | 89% |
変換の効率も、ピンキリですので高いものは変換効率が高く電気代も安くなり、安いものは変換効率が低く同じ電力を作るために余分に電気が必要となります。自分に合った電源を考えてみてください。
⑥OS
Windowになります。他にいろいろなOSもありますが、Window10がメジャーになりますね。Window10は、とりあえず無料でダウンロードできます。
USBメモリーがあれば、自作PCにWindow10をインストールすることは可能です。
⑦他 グラフィックボード
CPUの中にもグラフィックの機能は内臓されています。上記のCPUにもプロセッサー・グラフィックス Intel® HD Graphics 630というものがありますが、ゲームなどの複雑な画像では少し非力ですのでグラフィックボードを増設することができます。最近のグラフィックボードは高いですね。CPUより高いものがいっぱいあります。