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格安SIM・格安スマホについて 元携帯電話ショップの店員が少しだけ説明してみる

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格安SIMとは、

格安SIMとは、大手キャリア(docomo/au/softbank)の回線を一括でお安く借りてサブリース(又貸し)している回線で、回線自体は大手キャリア(docomo/au/softbank)のものになり同じようなエリアで利用できるものとなります。

こちらの楽天モバイルは、ドコモ回線を利用してサービスを提供しています。

なぜ格安SIMは安いの?

  • 回線だけの料金の為、安い
  • アフターサービスが弱い為、安い

格安SIMは、回線料金だけの為安い

格安SIMは、携帯電話の回線利用だけの料金となっている安く提供されています。最近では、端末(スマホ)の販売している格安SIMの会社も増えてきましたが、本来は回線だけの利用料だけでしたのでとてもお安く携帯電話の回線を提供できています。

大手キャリアでは、20年ぐらい前の携帯電話が普及したころの端末の代金を毎月の基本使用料から回収をしようというビジネスプラン未だにしている為、現在でも月々のランニングコストが格安SIMに比べて高くなっています。20年ぐらい前はいろいろなところで、本体0円で携帯電話を販売していましたね。0円で携帯電話を手に入れることができるのには訳がありました。

ぶた
それで10年ぐらい前の私が携帯電話のショップで働いているときに、総務省が同じ端末を長く使っている人からはずーっと高い基本使用料で端末の代金を回収されつづけて不公平ではないかと突っ込まれたところから、携帯電話の端末代金の分割が始まりました。携帯電話本体を正規の代金で販売して本体代金を分割にして、基本使用料の中に本体代金が含まれない様になりました。回線の代金と携帯電話の端末の代金を別々に購入者にわかるようにしましたが、いきなり携帯に代金が10,000円ぐらいから50,000円ぐらいに値上がりしましたので携帯の売れ行きが悪くなりましたね。実質支払う金額は、ほとんど同じですが高いなという印象が独り歩きしていましたね。

格安SIMは、アフターサービスが弱い為安い

格安SIMは、ほとんどネットで契約を完結するタイプになっていますので、大手キャリアの様に近くにショップがありません。スマホ設定の仕方やなにかトラブルがあったときも、コールセンターに連絡をして対応してもらいますのでその分お安くなっています。電話での対応の為、うまく伝わらない部分などあり、コールセンターでは問題が解決しない場合もあるかもしれません。

まろ
近くにショップなどが無い為、店舗の賃料や人件費が少なくて済みますので格安SIMはお安く提供ができています。このような部分も理解した上で、格安SIM・格安スマホに移行しないと後から後悔することになります。


格安SIMのメリット

格安SIMのメリットは、毎月のランニングコストが安くなっています。他でスマホなどの端末を用意すると、毎月のランニングコストは回線とデータ通信の料金のみになります。上記のDMMモバイルでは、毎月のランニングコストが1,000円前後から利用することが可能となっています。10年ぐらい前から始まったMNP(モバイルナンバーポータビリティ)によって、今利用してる携帯電話の番号そのままで格安SIMに移行することもできます。

格安SIMのデメリット

  • アスターサービス
  • 対応機種

アフターサービス

デメリットは、上記にも書きましたがアフターサービスが弱く、ほとんどの会社は、コールセンターでの対応となっています。何かトラブルがあった場合でも、大手キャリアの様にショップに行くことができない為即日対応は厳しくなっています。

対応機種

最近では、格安SIMの会社もスマホなどを販売していますので格安SIMと一緒にスマホなどを購入すると問題はありませんが、今眠っている端末を使う場合やオークションなどで別途仕入れる場合には少し注意が必要です。

  • SIMのサイズ
  • SIMロック
SIMのサイズとは、

SIMには、標準SIM(mini SIM)とmicro SIMとnano SIMの3種類の大きさのSIMがあります。自分で用意した端末に利用できる大きさのものを選択しないと、利用することができません。

格安SIMのサイトでは、スマホの機種を入力するとサイズを表示していただけるような仕様になっていますのでそんなに問題はないかもしれませんね。

SIMロックとは、

大手キャリアがしているものになります。他の通信会社のSIMを認識しない様にしているプログラムになります。SIMのサイズは同じでスマホなどに差し込み取り付けることができますが、そのSIMの回線が他社の回線になる場合は利用できなくしているシステムです。もし自分で用意した端末にSIMロックが掛かっていた場合、格安SIMの回線の会社と違っていた時は利用することができません。

現在の格安SIMの会社の9割がドコモの回線を利用していますので、ドコモの端末の場合はSIMロックが掛かっていても利用することが可能となっています。日本で販売されているSIMフリーの端末ならほぼ問題はありませんが、海外のスマホの場合には対応している電波の違いなどもありますのでいろいろ調べて格安SIMを選んでみてください。

とりふ
格安SIMに移行すると毎月のランニングコストはお安くなりますが、こういった格安SIMのメリット・デメリットをよく理解した上で移行してみてください。
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