初心者におすすめなSSD
これから自作PCを作ろうと検討されている方は、ストレージをSSDにした方が幸せになれます。大容量(1TB以上)が必要な場合は、少しお値段が高くなりますのでHDDを選んだ方がいいと思いますが、OSやアプリケーションだけでもSSDにインストールすると違いがよくわかります。
Transcend SSD 240GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s TLC採用 3年保証 TS240GSSD220S
今日(4月7日現在)9,780円で販売をしています。3年ぐらい前に比べると大分お安くなっています。240GBが10,000円以下で購入できます。SATA3接続でTLCのSSDになります。SATA3接続ですので、転送速度がMAXで6Gb/sとなります。初めて自作PCを作る場合は、一度このあたりのSSDから揃えてもいいかと思います。以前このSSDをVAIOに換装したことがあります。2.5インチですのでノートパソコンにも利用できます。その時は、120GBで9,000円ぐらいしていました。
Transcend SSD 256GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s MLC採用 3年保証 TS256GSSD370S
今日(4月7日現在)14,200円で販売をしています。上記の商品と容量はほとんど同じですが、MLCのSSDとなっている為、お値段が1.5倍近くになっています。記録方式の違いで値段が変わってきます。MLCの記録方式の方がSSD自体の寿命が長いです。私がSSDを購入するときは、MLCのSSDを選びます。
MLCとTLCの違いについて
SSDの記録方式には、SLCとMLCとTLCが存在します。個人的にですが、SLCのSSDは見たことがありません。多分現在販売されているほとんどのSSDが、MLCとTLCになります。TLCのSSDが出てきたことで、SSDの高容量化や価格が下がってきたようです。SLCは、一つのメモリセル(記憶素子)に電気がたまっているかいないかで記憶をします。MLCは、電気の量で4段階・TLCは、電気の量で8段階での記録します。上記の図に記載されていますが、MLCは、一つのメモリセル(記憶素子)で2つ分のデータ・TLCは、一つのメモリセル(記憶素子)に3つ分のデータを保存することになります。どこかのブログで読んだのですが、一つのメモリセル(記憶素子)で電気をためる壁のようなものの耐久性が10,000回ぐらいになるそうです。この耐久性の為、SSDは寿命があるといわれます。SLCのSSDは、一つのデータだけですので一番電気の出し入れが少なくなり、耐久性が高くなります。TLCは3つのデータがあり、そのどれか一つのデータが変更になるたびに、電気の出し入れがありますので耐久性が低くなっています。
SSDには、上記のような2.5インチサイズのものと下記のようなM.2タイプのものがあります。
Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280 PCIe3.0×4 NVMe1.2 V-NAND搭載 3年保証 日本サムスン正規品 MZ-V6E250B/IT
今日(4月7日現在)18,990円で販売をしています。最近のマザーボードで採用をされているM.2のコネクターの接続し利用するSSDになります。上記のSSDはSATA3接続ではなく、PCIe3.0×4 NVMe1.2での接続となります。その為、SATA3接続のMAXで6Gb/sを上回ることができます。Samsung SSDの960 EVOや960 PROは結構品薄ですので、早めに購入した方がいいかもしれませね。私も購入したときは2か月近く待たされました。
現在私の自作PCでは、30Gb/sを超える数値が出ています。転送の速度が速いと、OSやアプリケーションの起動が早くなってきます。M.2のサイズのSSDには、SATA3接続のSSDとPCIe3.0×4 NVMe1.2接続のSSDがありますので、速さを求めるのでしたらPCIe3.0×4 NVMe1.2接続のSSDを選ぶといいと思います。5倍以上の差があります。