宅地建物取引士

これからの賃貸不動産業界の行方

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賃貸不動産の現状

賃貸物件を扱っている不動産屋で働いている下っ端として最近目の前にある状況について少し書いてみたいと思います。

ワンルームの空室

最近顕著に表れているのが、ワンルームの空室です。今までは、学生の方が下宿として利用していましたが、学生も自宅から通ってる方が増えているようでお問い合わせも減っています。どこにでもあり専門的な分野のない大学では、わざわざ遠くから入学する人も減っているのでしょうか?その分以前働いていた、文京区の不動産屋さんなんかは東大がありましたので、全国から学生が集まっていますので需要は続くのでしょうね。

都会の方では、学生の需要も多くて単価も高くて賃貸事業として成り立っていますが、私が住んでいる田舎の方では単価が安い為ワンルーム・1Kの空室が目立つようになってきました。

ワンルーム需要の2極化

大学生のお問合せが減ったのも理由となりますが、もう一つはワンルーム・1Kの需要の2極化です。

相続税対策で今でも多くの新築の賃貸物件が建っていますが、多くの部屋が1LDKや2LDKとなっています。その為、私の働いている地域では少しお金を稼いでいる人は、新しい1LDKの方に目が向くと思います。他は、お金がなくてとにかく安いお部屋を求めている人です。

その為、ワンルームの需要には中間層が激減していますのでいろいろなネット利用料無料とかシャワートイレ・TVモニターフォンを設置するとかいろいろな設備を増やしていってあまり状況に変換がありません。ワンルームや1Kのオーナー様に今までの事を全て忘れてもらって家賃を下げるしか借りて頂く方法がないのかもしれません。

ぶた
こんな感じで、田舎で大学の弱い地域のワンルームや1Kの賃貸物件は需要がだんだん減っていくと思われます。

賃貸不動産に行く末

これからは、よくTVなどで話題になっていますが民泊をする不動産屋さんが増えてくると思われます。今でもしている不動産屋さんは大きいると思いますが、賃貸物件を利用してホテルや旅館の需要を食っていくようになるのではないでしょうか。

今までは、長期間の貸し出しをして収益を出していた賃貸物件が埋まらなくなってきましたので、短期(1泊や2泊)の旅行者などから宿泊料を得ていく方法に埋まらない賃貸物件は変化していくと思います。

1泊や2泊料金になりますので、長期に貸し出すときと比べて1泊当たり割高な料金を設定できますので月の半分や1/3しか利用されなくても賃貸物件として貸し出した時と同じよう又はそれ以上の金額を得られるようになります。

今は民泊創成期ですので、まだまだ民泊をしている人が少ないですが誰でも簡単にできるようになった時はまた今のお家賃と同じように価格戦争が出てくると思います。

まろ
民泊で稼ぐのも一時的な方法かと思いますが、やるなら早めに初めて他の人に真似ができないような自分の形を考えていくと長い目で見ると勝負なるのではないでしょうか?

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民泊のメリット

民泊のメリットは、1泊単位の料金になりますのでホテルや旅館ほどの宿泊料を頂くことはできませんが、賃貸物件を1か月の賃料で貸し出した時1日分の日割りよりは大幅に多くに料金を頂くことが出来ます。その為、毎日宿泊されていなくても、賃貸で貸し出した時より多くの収益を得ることが出来る場合があります。

これは、民泊をしている知り合いの不動産屋さんの話ですが、賃貸で貸し出しをすると50,000円前後の平屋の貸家ですが民泊で貸し出すと月に200,000円ぐらいの収入になる様です。結構いろいろな需要がある様で、東京などに行っている方が帰省するときに利用する場合もある様です。

民泊のデメリット

  • 旅館業(簡易宿泊所)の許可が必要
  • 室内清掃が必要
  • 水道やガス利用料は、貸主持ち
  • 継続的な収入が約束されない

不動産賃貸業と違って、民泊をする場合には旅館業の許可を得ないとTVなどで話題になっているグレーな民泊になってしまいます。知り合いの民泊の不動産屋さんは、旅館業(簡易宿泊)の許可を取得して合法に民泊をしているようです。

もう一つも不動産賃貸業と違って、毎回宿泊する人が違いますので宿泊する人が変わるたびに最低限の清掃が必要となります。

水道やガスも、宿泊者来る度に開栓し料金を請求するわけにはいきませんので、オーナー様の名前で契約をして宿泊の有無を問わずに基本料金が発生します。

短期(1泊や2泊)になりますので、今日の利用はあっても明日の利用はないかもしれない為、経営が安定しない場合もあります。

ぶた
日本もこれからは、外国のお客様に多く来日していただけなければお金も入ってきませんので生きていく事も難しくなってきますし、その上日本の人口も減っていますので今まで通り不動産の賃貸業だけでは食べていくのが厳しくなると思います。民泊が不動産の賃貸業にとって一時的なドーピングのようなものかもしれませんが、とりあえず他の人間がみんな始めて価格競争になる前に初めてキャッシュフローを得るのも一つの方法かもしれません。

三浦剛士(みうらつよし)民泊先生以前働いていた、不動産屋さんの先輩になります。

民泊については、こちらから問い合わせていろいろ聞いてみてください。

ここに書いてあることのほとんどは、一緒に飲んだ時の話の一部になります。








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