
第8世代のCore i7-8550Uと第7世代Core i7-7500Uを比べてみる
最近、発売されているノートパソコン・ウルトラブックに搭載されているCore i7-8550Uを前世代のCore i7-7500Uとどのくらい変わったか、比べてみます。
まず、CPUの世代の確認の仕方ですが、Core i7-8550Uの一番上にある数字が世代を表しています。現在では、第8世代が最新となっていますのでCore i7-7500Uは7ですので1世代前のCPUとなっています。

今利用している、VAIO PRO13は当時最新のCore i7-4510Uのモデルを選択をして購入しましたが、もう4世代前のCPUになります。大体1年で世代が変わっていきますので4年前のノートパソコン・ウルトラブックになります。そろそろ、バッテリーの持ちなどが悪くなってきましたので新しいノートパソコン・ウルトラブックの購入を検討しないといけないですね。
Core i7-8550UとCore i7-7500Uのスペック
| Core i7-8550U | Core i7-7500U | |
| 開発コード名 | Kaby Lake R | Kaby Lake |
| コア数 / スレッド数 | 4 / 8 | 2 / 4 |
| ベースクロック | 1.8GHz | 2.7GHz |
| ターボブースト時の最大動作クロック | 4.0GHz | 3.5GHz |
| キャッシュ | 8MB | 4MB |
| 内蔵グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 | Intel HD Graphics 620 |
| TDP | 15W | |

第8世代なった事での大きな進化は、今までは2コア4スレッドだったものが4コア8スレッドに倍増していることになります。
コアが増えたことにより、すこしベースクロックが下がっていますがコアが増えていますのでいい働きをしてくれるのではないでしょうか。
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UHD Graphics 620とHD Graphics 620の違い

第8世代に進化することにより、内臓グラフィックがHD Graphics 620からUHD Graphics 620に変わっています。
CPUに内蔵のグラフィックで4K動画、VR、3Dなどをサポートするようになります。ウルトラブックのような省電力のパソコンでは、グラフィックボードを搭載することはまずありませんのでゲームなどをするときは、この内蔵のグラフィックの性能でゲームなどの快適度が変わってきます。

| UHD Graphics 620 | HD Graphics 620 | |
| 最大周波数(最大) | 1.15 GHz | 1.05 GHz |
| 最大解像度(最大) | 4096x2160 @ 60Hz | |
