Ａｍａｚｏｎの転売は儲かるの？元出品者が手数料について解説する

Ａｍａｚｏｎの転売は儲かるの？

最近では、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンを転売屋さんが多数購入して、定価より高い金額で販売しているとよくネットなどに書かれています。

そこで、元Ａｍａｚｏｎ出品者がAmazonの手数料を解説してどのくらい儲かるかを説明します。

Ａｍａｚｏｎに出品するには

まず、Amazonで出品をすることは個人・法人問わずに誰でも可能となっています。出品用のアカウントを作成するだけで、現在Amazonで販売されている商品については在庫数と値段を決めるだけで販売は開始されます。

出品のアカウントには、2種類にタイプが存在します。

• 大口出品
• 小口出品

Amazonの大口出品とは

大口出品は、月々4,900円（税別）の月額料金が必要となります。その他には、商品が売れた場合に販売手数料がかかります。

Amazonの小口出品とは

小口出品は、月々の月額料金は不要になりますが、1つ商品が売れる度に販売手数料の他に100円の基本成約料が必要となります。単純に考えると、月に49個以上販売する場合は大口出品の方がお得になります。

他にも大口出品と小口出品での違いはありますので、下記のリンクからご確認ください。

ぶた

多分、転売目的でAmazonを始めようとしている人はそんなに商品数もないと思いますので、小口出品を選択するのではないでしょうか？

小口出品になると、商品が一つ売れる度に100円の基本成約料が必要となります。

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Amazonの販売手数料は、

ヤフオクやメルカリでも同じですが、商品が売れる度に販売手数料が必要になります。

Amazonは、カテゴリーで販売手数料の割合が変わっていきます。ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンのカテゴリーは、TVゲームとなり販売手数料は15％となっています。

まろ

例えば、ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンは今日（10月10日現在）11,300円で販売していますが、1,695円（税別）が必要となります。

Amazonでの送料

小口出品の場合は、送料の設定ができません。カテゴリーによって送料が一律で設定されていますので、それ以上送料が必要となった場合は出品者の負担となってしまいます。

宅配便などを利用した場合は、自分の住んでいる地域（発送する場所）からの距離で料金が設定されていますので、北海道や沖縄など遠くて航空便を利用する様な所へ発送する場合は結構高額の送料が必要となります。

とりふ

沖縄や北海道からの注文は、人口の割合から考えてそんなに多くはありません。一番多いのは関東・関西への発送になります。ヤマト運輸で一番小さな60サイズを私の住んでいる愛知県から東京へ発送した場合の送料は907円（税込）となっています。

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンを売っていくら儲かるの？

今日（10月10日現在）一番安く販売しているニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンのAmazonでの販売価格は、11,300円となっています。

Amazon手数料を計算

11,300円（販売価格）－108円（基本成約料・税込）－1,830円（販売手数料・税込）

＝9,362円（Amazonからの入金）

9,362円ー907円（送料・税込）

＝8,455円

8,455円ー8,618円（ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンの定価）

＝－163円

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンを定価で仕入れて転売をしようとする場合は、－163円の赤字となります。

送料をヤマト運輸の宅急便の通常料金を設定していますので、配送業者と運賃の契約をしたり郵便局の定形外郵便を利用すると若干利益は出るかもしれません。

ぶた

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンの発売直後で、商品がない時で13,000円ぐらいで売れたとしても1,000円から2,000円前後しか利益が出ない為、わざわざ在庫を買い占めて転売をするメリットはそんなにないと思います。4つぐらいいい金額で販売が出来ても1つでもの売れ残ったらプラスマイナスゼロですのでそこまでリスクを背負ってやることでもないですね。

定価で購入して仕入れている場合はそんなに面白みはありませんが、問屋からの値段で仕入れるルートがある場合は定価で販売するより余分に利益が出ますのでいいのかもしれません。