賃貸不動産経営管理士

温水洗浄便座の違いについて 貯湯式・瞬間式

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最近は、自作PCの記事ばかり書いておりますので、久しぶりに不動産の仕事であった事について書きたいと思います。

温水洗浄便座とは、

賃貸のお部屋を探されるときはポータルサイト(athome,homes,suumoなど)で、いろいろお部屋を探されると思います。こだわりの条件などの項目で、温水洗浄便座を選択することができると思います。では、温水洗浄便座とは、何でしょう?漢字のみで表示されると中国語の様に見えますが、字のごとく、温水で洗浄をする便座という事になります。一般的には、ウォシュレットとかシャワートイレと言った方が分かり易いかもしれません。ウォシュレットは、TOTO・シャワートイレは、INAX(LIXIL)が商標登録をもっており、ウォシュレットと言ったらTOTOで、シャワートイレと言ったらINAX(LIXIL)の商品という事になってしまい、他のメーカーの物もありますので、全部を温水洗浄便座という括りでまとめて表示しています。

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これは、ウォシュレットです。(TOTOの製品です。)

ウォシュレットの違いについて

すこし話がそれましたが、本題に戻ります。私は、賃貸に不動産屋で営業をしておりますが、大家様に自宅のトイレを直したいと言われて、今日トイレの交換の見積もりとパンフレットをもってお伺いいたしました。大家さんにご紹介した商品が、TOTOの商品だった為、この段落はウォシュレットとさせて頂きます。

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リフォーム業者から頂いた見積もりには、ウォシュレットが4種類記載されており、大家様希望のウォシュレットを選んでくださいとの事でした。その中でも、ウォシュレット®アプリコットシリーズウォシュレットS・SB のどちらが希望ですかとの事です。ウォシュレット®アプリコットシリーズは、8万円~になっており、ウォシュレットS・SBは4万円~となっています。2倍近い値段差がありました。

ウォシュレット®アプリコットとウォシュレットS・SBの違い

2種類のウォシュレットの違いは、貯湯式・瞬間式の違いになります。ウォシュレット®アプリコットは瞬間式となり、ウォシュレットS・SBは貯湯式となります。

貯湯式・瞬間式のメリット・デメリット

貯湯式のメリットは、値段が安い事がです。温水洗浄便座(他のメーカーも含む)では、安いものでは15,000円ぐらいからあります。デメリットは、貯湯式の為、水温をキープするのにヒーターの電気代が必要になります。貯湯タンクの容量により、連続利用すると水に変わってきます。大人数の家族などには不向きかもしれません。

こちらの東芝の温水洗浄便座は貯湯式となっております。amazonのベストセラーです。今日は、15,992円で販売しております。

瞬間式のメリットは、瞬間に温度を上げる為、連続で利用をしてもお湯切れがありません。大人数の家族などには適しています。貯湯式の様に、水温をキープしておく必要がない為、使っていない時間の電気代が少なくなります。デメリットは、値段が高い事です。

こちらが、TOTOのウォシュレット(瞬間式)です。TCF4711 定価は109,000円(税込117,720円)になります。今日は、amazonで64,000円で販売しております。

貯湯式・瞬間式の電気代の比較

瞬間式の温水洗浄便座のメリットであり、貯湯式の温水洗浄便座のデメリットである電気代を比較してみる。

メーカー 貯湯式 瞬間式
TOTO ウォシュレットSB
6,696円/年(248kwh/年)
アプリコット※1
3,375円/年(125kwh/年)
LIXIL(INAX) シャワートイレKB
6,183円(229kwh/年)
パッソ
3,186円/年(118kwh/年)
パナソニック DL-EJX10
5,238円(194kwh/年)
DL-WH20
1,944円/年(72kwh/年)
東芝 SCS-T175
5,211円(193kwh/年)
SCS-S300
3,240円/年(120kwh/年)

※電気代はあくまで目安なので、参考程度としてください。※1 F3W,F3AWを除く

家族の人数や使う頻度で電気代は変わってきますが、大体、年間3,000円ぐらい違ってきます。10年利用したら30,000円違ってきます。そんなことも考えて是非、温水洗浄便座を選んでみてください。

賃貸物件の温水洗浄便座について

賃貸物件についている温水洗浄便座は、ほぼ貯湯式の温水洗浄便座になります。ワンルームのお部屋でも、3LDKぐらいのファミリー向けのお部屋でも同じものが付いていると思います。

gatag-00001880うちの会社だけではなく、不動産屋さんは、こだわりの条件で温水洗浄便座を指定した時にネットの検索の結果に引っかかる為と内見の時に設備が揃っているなと思われるように温水洗浄便座を設置しております。賃貸物件の温水洗浄便座にはそんなに期待しないでください。一つ例外があり、貸家や分譲マンションの賃貸物件は、もともとは大家さんが自分で住もうと思いいいものが設置されていることもあります。








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