最近よく聞く格安SIMとSIMフリー端末について元大手携帯ショップで働いていた人間が説明しようと思います。よく問題になっている格安SIMのメリットやデメリットも説明をしますので、これから格安SIMに乗り換えようと検討している人は是非読んでみてください。
格安SIMとは
格安SIMとは、大手携帯のキャリア(docomo,AU,softbank)などから回線を一括で借りて、安くエンドユーザーに提供している業者のSIMを指します。大手キャリアとの契約の条件などは一般ピーポーの私にはわかりませんが、格安で提供しても利益が残るぐらいですのでとても安い金額なのでしょうね。
最近では、XのYOSHIKIが宣伝をしている楽天モバイルなどが有名な格安SIMがあります。この楽天モバイルは、ドコモの回線を借りてSIMを提供しています。ドコモの回線ですので利用できるエリアなどは一緒になります。
こちらのDMMmobileもドコモの回線を利用してSIMを提供しています。以前iPad mini4のSIフリーモデルを利用しているときに使っていました。
リンク先で確認できますが、大手キャリアショップで回線の契約をするより格安でモバイル回線を利用することができますので最近では多くの方が大手キャリアよりMNP(モバイルナンバーポータビリティ)をして移行する方が増えているようです。
格安SIMのメリット
格安SIMに移行することのメリットは、毎月のランニングコストが下がる事です。現在私が、ドコモで契約している回線の月々の料金はこんな感じです。
- カケホーダイプラン 2,700円
- データSパック(小容量)(2GB) 3,500円
- spモード 300円
端末の代金は、一括で支払っていますので毎月通信でのランニングコストは、6,500円ほど支払っています。
格安SIM(楽天モバイル)で同じ様なプランに加入するとこんな感じになります。
- 通話SIM 3.1GBプラン 1,600円
まったく同じではありませんが、4倍ほど違ってきます。
大手キャリアで購入をすると端末の割引代金が毎月のランニングコストに含まれていますので数字通り4倍に違いとは言えませんが、格安SIMの方がランニングコストが安いのは間違いないです。この差額が格安SIMのメリットになります。
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格安SIMのデメリット
- 格安SIMのデメリットは、まず大手キャリアの様に近くに問い合わせをするショップがありません。ほとんどの格安SIMは、ネットで申し込みをして郵送でSIMが送られてくるタイプになり、問い合わせもコールセンターに連絡して対応をしていただく形になります。その為、故障などの対応も即時の対応は厳しくなっています。大手キャリアの通信料には、ショップの運営費用なども含まれていますので高くなっていますね。
- 大手キャリア回線を利用していますので利用できるエリアは同じですが、接続先のAPN(Access Point Name)が格安SIMのところになりますのでAPNのサーバーの性能によっては速度があまり出ないときもあります。
- 大手キャリアの様に通話し放題のプランは少ないですね。結構電話を利用する方は、通話し放題のプランを選択した方が安くなることが多いと思います。
SIMフリー端末とは
格安SIMと一緒に紹介されるものが、こちらのSIMフリー端末になります。もともと大手キャリアの端末(スマホや携帯電話)には、他のキャリアのSIMが利用できないようにSIMロックというものが掛けられていますが、SIMロックが掛けられていない端末(スマホや携帯)をSIMフリー端末と呼びます。SIMロックが掛けられていなないのでどのキャリアの回線のSIMでも大きさが合致すると利用することができます。
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SIMロックが掛かっている端末でも、格安SIMの業者が借りている回線と合致すると利用することができます。例えば、ドコモのSIMロックがされている端末(スマホや携帯)に上記の楽天モバイルやDMMmobileのSIMを入れて利用することは可能となっています。多くの格安SIMの業者がドコモの回線を利用していますので、同じ端末でもドコモの中古のものは他のキャリアに比べて高く取引がされている傾向になっています。
以前は、大手キャリアショップで働いており、ちょっと前までスマホのケースをネット販売していましたのでこのような事は少し詳しいので時間があったら説明をしていきたいと思います。