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宅地建物取引士資格試験のついて

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最近、宅地建物取引士のことを投稿していないので少し書いてみようと思います。

宅地建物取引士資格試験とは

まず、宅地建物取引士資格試験に受験の資格はありません。子供からおじいさんや外国人まで誰でも受験をすることができます。合格すると宅地建物取引士証を受け取る権利を得ることができます。宅地建物取引士資格試験に合格したという結果は一生有効になり、欠格要件が無ければ宅地建物取引士として県に登録することができます。宅地建物取引士と登録が終わると宅地建物取引士証を受け取ることが可能となります。なにか悪いことをして宅地建物取引士の登録を削除された場合でも、合格したという結果は一生有効ですので欠格期間が満了した場合は再度登録をして宅地建物取引士証を受け取ることが可能となっています。

宅地建物取引士資格試験は、いつあるの?

試験は、毎年10月の第3日曜日に行われています。一年に一回の試験ですので、不合格の場合はまた一年待たないといけません。また一年覚えたことを忘れないように勉強をし続けないといけませんね。毎年7月に受験の申し込みがあり、インターネットでも申し込みができますので、そろそろ準備を始めた方がいいと思います。

宅地建物取引士資格試験問題は?

全50問で4択のマークシート形式です。

マークシートですので、1/4が正解ですので運がよければ勉強をしなくても合格する可能性はあります。ちゃんと勉強をして運ではないと思いますが宅地建物取引士資格試験の合格者は、最年少で12歳になっています。

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宅地建物取引士資格試験の各科目

宅地建物取引士資格試験は大きく4つの科目から問題が出題されます。

  • 民法 14問
  • 宅建業法 20問
  • 法令上の制限 8問
  • その他の分野(税金2問)8問

毎年、出題される問題数は変わってきますが大きく分けてこんな感じになります。

宅地建物取引士資格試験 民法

民法とは、明治にできた法律です。日本の中で生きて上で基本になっているものになり、現在の社会生活は民法の上に成り立っています。民法の勉強はやってみると結構面白く、ナニワ金融道やミナミの帝王の内容がよくわかるようになってきます。民法は、宅建の試験でも結構の部分を占めていますので民法でつまずくと宅建の合格は厳しくなってきます。

宅地建物取引士資格試験 宅建業法

宅建業法とは、特別法になります。民法では補いきれないところを宅建業法という後からできた法律で制限しています。例えば電子消費者契約法もあとからできた特別法になり、民法ができた明治時代にはネットなど思いつかなかった社会になっていますので民法を補う為に特別法ができています。

宅建業法は、宅建業者(不動産屋)を制限するとなっております。宅建業者(不動産屋)を開業する為には預託金が必要とか、報酬額の制限とかになり宅建業者(不動産屋)に都合のいい問いは誤っています。宅建業法が20問占めている上、結構簡単なジャンルになりますので宅建業法を9割近く正解しないと宅建の合格は厳しくなってきます。

宅地建物取引士資格試験 法令上の制限

建築基準法や用途地域などの分野になります。私は、宅建業法を民法を主に勉強していましたのでこの部分の勉強は疎かにしていましたが、宅地建物取引士資格試験に合格後不動産屋さんで重要事項説明をするときに一番必要な項目がこちらになっていましたので、合格後結構苦労をしました。

宅地建物取引士資格試験 その他の分野(税金2問)

税金の分野も個人的に捨てていましたが、不動産屋さんの実務では税金の部分も必要になりますので、不動産屋さんで働くことを考えている方は必死に勉強をした方がいいと思います。

ぶた
宅地建物取引士資格試験は、民法と宅建業法が大部分を占めていますのでこの2つの科目を勉強することが合格への近道になります。不動産屋さんで働くときは、少し私の様に苦労をしますけどね。

宅地建物取引士資格試験の合否

宅地建物取引士資格試験の合否は相対的に決まり、毎年合格になる人数は30,000人前後が合格となります。正解数の上位から合格にしていき、30,000人前後になったところが合格ラインになっていますので全問正解する必要はありませんね。問題が難しくて平均点が低い年は、合格ラインも低くなりますし、問題が簡単で平均点が高い年は合格ラインも高くなります。

全体の結果
合格点()は5問免除 申込者 受験者 受験率 合格者 合格率
平成14年 36(31) 209,672 169,657 80.9% 29,423 17.3%
平成15年 35(30) 210,182 169,625 80.7% 25,942 15.3%
平成16年 32(27) 216,830 173,457 80% 27,639 15.9%
平成17年 33(28) 226,665 181,880 80.2% 31,520 17.3%
平成18年 34(29) 240,278 193,573 80.6% 33,191 17.1%
平成19年 35(30) 260,633 209,684 80.5% 36,203 17.3%
平成20年 33(28) 260,591 209,415 80.4% 33,946 16.2%
平成21年 33(28) 241,944 195,515 80.8% 34,918 17.9%
平成22年 36(31) 228,214 186,542 81.7% 28,311 15.2%
平成23年 36(31) 231,596 188,572 81.4% 30,391 16.1%
平成24年 33(28) 236,350 191,175 80.9% 32,000 16.7%
平成25年 33(28) 234,586 186,304 79.4% 28,470 15.3%
平成26年 32(27) 238,343 192,029 80.6% 33,670 17.5%
平成27年 31(26) 243,199 194,859 80.1% 30,028 15.4%
平成28年 35(30) 245,761 198,375 80.7% 30,589 15.4%

35問前後正解すると、合格が近づいてきます。私の受験した平成23年は36問の合格ラインでしたので、結構簡単な年だったのでしょうね。

宅地建物取引士資格試験の勉強方法

私は、運よく失業保険をもらっているときに宅地建物取引士資格試験の職業訓練がありましたので勉強をさせていただきました。丁度今頃の5月頃で、6月から始まるものがありましたので無料で受講をさせて頂き無事に宅地建物取引士資格試験に合格することができましたので、職業訓練をお探しの方方は宅地建物取引士資格試験を探してみてはいいかと思います。職業訓練をする場合は、自己都合で退職した場合の3か月の待機期間がなくなりますのでお得ですよ。その上、学校までの交通費やお弁当代も支給されます。是非探してみてください。

まろ
宅地建物取引士資格試験は、一度合格すると一生有効ですので一年だけ真剣に勉強して合格しましょう。








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