「賃貸不動産経営管理士」の試験まで77日②
「賃貸不動産経営管理士」の試験まで77日②。
今日の2問目は、賃貸住宅のコンセプトに関する問題です。
平成30年の過去問も40問目で今日で終了となります。
「賃貸不動産経営管理士」の試験 平成30年の過去問 問40
【問 40】 賃貸住宅のコンセプトに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- サービス付き高齢者向け住宅とは、賃貸住宅又は有料老人ホームにおいて、状況把握・生活相談サービス等を提供するものである。
- 賃貸住宅における入居者像の「とりあえず賃貸派」は、家を持つことにはこだわらず、賃貸住宅で十分と考えているのが特徴である。
- ペット可能な賃貸住宅においては、主にペット同士のトラブルを念頭に、共用部分で他のペットとの接触が最小限に抑えられている程度なら許可を与えることを基本ルールとしている。
- シェアハウスとは、宿泊用に提供された個人宅の一部やマンションの空室等に宿泊するものである。
1.サービス付き高齢者向け住宅とは、賃貸住宅又は有料老人ホームにおいて、状況把握・生活相談サービス等を提供するものである。
そのままです。
サービス付き高齢者向け住宅(賃貸住宅又は有料老人ホーム)における必須のサービスは、「状況把握」と「生活相談」です。
その為、選択肢①は正しいです。
2.賃貸住宅における入居者像の「とりあえず賃貸派」は、家を持つことにはこだわらず、賃貸住宅で十分と考えているのが特徴である。
「とりあえず賃貸派」はというのは、とりあえず家を購入するまでは賃貸に住んでということですので、家を持つことにこだわりはあります。
賃貸住宅で十分と考えている訳ではありません。
その為、選択肢②は誤っています。
3.ペット可能な賃貸住宅においては、主にペット同士のトラブルを念頭に、共用部分で他のペットとの接触が最小限に抑えられている程度なら許可を与えることを基本ルールとしている。
ペット可能な賃貸住宅では、室内での飼育を中心にして、共用部分で他の住民との接触が最小限に抑えられる程度なら許可を与えるといったもので、また動物嫌いや動物アレルギーの居住者とのトラブルを避けることにルールの目的があります。
ペット同士のトラブルを避けるのではなく、他の住人と接触を最小限に抑えられる程度事が許可の基本ルールとなっています。
その為、選択肢③は誤っています。
4.シェアハウスとは、宿泊用に提供された個人宅の一部やマンションの空室等に宿泊するものである。
宿泊用に提供された個人宅の一部やマンションの空室等に宿泊することは「民泊」となります。
シェアハウスとは、建物賃貸借の目的物である建物を、複数の者が、キッチン、浴室等の施設を共用し、それ以外の居住部分を専用し使用する形態をいいます。
その為、選択肢④は誤っています。
「賃貸不動産経営管理士」の試験 平成30年の過去問 問40の解答とまとめ
最も適切なもの(正しいもの)の選択肢は①です。
今日の問題の内容は下記の様になります。
- サービス付き高齢者向け住宅(賃貸住宅又は有料老人ホーム)における必須のサービスは、「状況把握」と「生活相談」です。
- 「とりあえず賃貸派」はというのは、とりあえず家を購入するまでは賃貸に住んでということですので、家を持つことにこだわりはあります。
- ペット可能な賃貸住宅では、室内での飼育を中心にして、共用部分で他の住民との接触が最小限に抑えられる程度なら許可を与えるといったもので、また動物嫌いや動物アレルギーの居住者とのトラブルを避けることにルールの目的があります。
- 宿泊用に提供された個人宅の一部やマンションの空室等に宿泊することは「民泊」となります。
- シェアハウスとは、建物賃貸借の目的物である建物を、複数の者が、キッチン、浴室等の施設を共用し、それ以外の居住部分を専用し使用する形態をいいます。
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