「賃貸不動産経営管理士」の試験まで91日
「賃貸不動産経営管理士」の試験まで91日。
今日は、入居審査に関する問題です。
実務上は、保証会社を付けますので保証会社の承認が下りると契約に進みます。
「賃貸不動産経営管理士」の試験 平成30年の過去問 問11
【問 11】 入居審査に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 申込みを行っている者が入居申込書面の申込者と同一であるかどうかを確認しなければならない。
- 入居審査に当たり収集した個人情報は、個人情報の保護に関する法律上、利用目的を特定しなくても自由に活用できる。
- 借受希望者の職業・年齢・家族構成・年収が申込物件に妥当かどうか検討することは、差別的な審査であるため、することができない。
- サブリース方式による賃貸住宅の管理業者は、入居者の最終決定権者にならない。
1.申込みを行っている者が入居申込書面の申込者と同一であるかどうかを確認しなければならない。
そのままです。
入居審査をするときは、まず申込みを行っている者が入居申込書面の申込者と同一であるかどうかを確認しなければなりません。
その為、選択肢①は正しいです。
2.入居審査に当たり収集した個人情報は、個人情報の保護に関する法律上、利用目的を特定しなくても自由に活用できる。
個人情報取扱事業者は、個人情報を取り扱うにあたっては、その利用目的をできる限り特定しなければならないとされています。
その為、選択肢②は誤っています。
よく書類の隅に書いてある、利用目的にのみ個人情報を利用することが可能です。
「収集した個人情報は、入居審査に利用をさせて頂きます」みたいな感じです。
3.借受希望者の職業・年齢・家族構成・年収が申込物件に妥当かどうか検討することは、差別的な審査であるため、することができない。
入居審査は、職業・年齢・家族構成・年収が申込物件に妥当かどうか確認し、貸出可能かどうかを検討します。
その為、選択肢③は誤っています。
基本的には、その年収で毎月賃料の支払いを続けていけるかどうかを確認します。
4.サブリース方式による賃貸住宅の管理業者は、入居者の最終決定権者にならない。
入居者の最終決定権者は、貸主です。
サブリース方式では、原賃貸人より借り上げている管理業者が貸主となって入居者に貸出をしますので、最終的に貸出を決めるのは管理会社となります。
その為、選択肢④は誤っています。
サブリース方式の説明は、こちらです。
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「賃貸不動産経営管理士」の試験 平成30年の過去問 問11の解答とまとめ
正しいものは選択肢①です。
今日の問題の内容は下記の様になります。
- 入居審査は、申込みを行っている者が入居申込書面の申込者と同一であるかどうかを確認しなければならない。
- 入居申し込みによる個人情報を取り扱うにあたっては、その利用目的をできる限り特定しなければならないとされています。
- 入居審査においては、借受希望者の職業・年齢・家族構成・年収が申込物件に妥当かどうかを検討します。
- サブリース方式では、原賃貸人より借り上げている管理業者が貸主となって入居者に貸出をしますので、最終的に貸出を決めるのは管理会社となります。
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