「賃貸不動産経営管理士」の試験まで71日
「賃貸不動産経営管理士」の試験まで71日。
今日は、管理業者が行う借主募集・入居者の決定に関する問題です。
「賃貸不動産経営管理士」の試験 平成29年の過去問 問11
【問 11】 管理業者が行う借主募集・入居者の決定に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 管理受託方式では、借受希望者が当該物件に入居するのがふさわしいかどうかや、入居条件が妥当かどうかを管理業者が最終的に判断する。
- 借受希望者に対する入居可否の通知は、書面で行う。
- 借受希望者に対し、入居を断る場合には、個人情報保護の観点から、入居申込書等の書類を返却する。
- 入居資格審査は、時間をかけすぎると、借受希望者がほかの物件を賃借してしまうこともあり得るため、迅速性が求められる。
1.管理受託方式では、借受希望者が当該物件に入居するのがふさわしいかどうかや、入居条件が妥当かどうかを管理業者が最終的に判断する。
賃貸借契約は、借主の申し込み(借りたい)と貸主の承諾(貸します)で成立します。
最終的に貸出を判断するのは、貸主となります。
管理受託方式の場合は、貸出を判断するのは建物の所有者の貸主になります。
サブリース方式による管理の場合は、貸出を判断するのは貸主となる転貸人(サブリース業者)です。
その為、選択肢①は誤っています。
2.借受希望者に対する入居可否の通知は、書面で行う。
そのままです。
借受希望者に対する入居可否の通知は、書面で行うことが望ましいです。
その為、選択肢②は正しいです。
3.借受希望者に対し、入居を断る場合には、個人情報保護の観点から、入居申込書等の書類を返却する。
そのままです。
借受希望者に対し、入居を断る場合には、個人情報保護の観点から、入居申込書等の書類を返却をする必要があります。
その為、選択肢③は正しいです。
4.入居資格審査は、時間をかけすぎると、借受希望者がほかの物件を賃借してしまうこともあり得るため、迅速性が求められる。
そのままです。
入居資格審査は、時間をかけすぎると、借受希望者が不安になり他の賃貸物件に申し込みをしてしまう場合がありますので、迅速性が求められます、
その為、選択肢④は正しいです。
「賃貸不動産経営管理士」の試験 平成29年の過去問 問11の解答とまとめ
最も不適切なもの(誤っているもの)の選択肢は①です。
今日の問題の内容は下記の様になります。
- 最終的に貸出を判断するのは、貸主となります。管理受託方式の場合は、貸出を判断するのは建物の所有者の貸主になります。サブリース方式による管理の場合は、貸出を判断するのは貸主となる転貸人(サブリース業者)です。
- 借受希望者に対する入居可否の通知は、書面で行うことが望ましいです。
- 借受希望者に対し、入居を断る場合には、個人情報保護の観点から、入居申込書等の書類を返却をする必要があります。
- 入居資格審査は、時間をかけすぎると、借受希望者が不安になり他の賃貸物件に申し込みをしてしまう場合がありますので、迅速性が求められます。
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